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長くてスイマセン。 [婚姻中]

明日、13日の日曜日。

10日ぶりに愛しの小僧(もうすぐ2歳)に会いに行きます。
別居している妻の住んでいる妻の実家に。
別居して、1ヵ月半。仕事と育児、実家の家族とのいざこざ、湧き上がる恋愛感情とまだ私と夫婦であるという現実。
「もう限界・・」と先日妻から電話があった。
「どう思うか?」と聞かれ、「わかった。考えておく」としか答えられない私。
何だかなぁー

ど田舎の、田舎的人間関係の家庭に末っ子として生まれた私。当時アルバイト。
一方、何と言うか、都会的(?)人間関係(妻曰く、愛はないくせに体裁だけでつながっている)家庭の長女として生まれた妻。当時ショップ(本屋)店員。
二人は同棲し、子どもができ、結婚した。

なぜ婚前交渉がタブーとされたのか。それは、心の準備も、経済的余裕もない者が親になると、上手く行かない可能性が高いから。そして何より、子どもにその皺寄せがいってしまう、ということ。

気づいた時にはもう遅い。だからこそ、気づいてしまう前に気づこうとすることは、人と人が為合せ(→仕合せ→幸せ)に暮らしていくため、とても大事なことなんだった。

多分ず~っと前から知ってたことなんです、このことは。ケチで欲深な私はまたしても忘れていました。

同棲すれば更に欲深な二人は、子どもができる前に犬(大型)も飼ってしまっていた。アパートも対応物件でなくてはならない。種々の事情から双方の親元からの中間距離の土地で新生活。身分に合わない家賃。それでも二人は頑張ったと思う。すれ違いながらも。

夫は家族を養おうと働き、良き夫であろうとしたし、妻は良き母親になろうと必死で努力した。
恋人期間が短かった二人。十月十日の準備期間があったにせよ、いきなり夫婦になった二人。
「もっとあれもしたかったし、これもしたかった。」
夫は経済状態からそれを辛抱した。これからもっとよくなるから、と。
妻は良き妻・母親でありたいとそれを我慢した。一緒にやっていけるならと。

しかし、夫は、良き夫・男でありたいと欲深になった夫は、「妻を女として大事にしている」ことを妻に実感させることができなくなっていた。為合せになるために、「妻がどう感じているかを気づこうとすること」をまたしても忘れていた。

もともと思ったことをなかなか口にせず、態度に表してしまう夫と、思ったことはすぐ口にする妻。それでも妻は我慢していた。良き妻・母親でありたいと、女である自分を我慢していたのかもしれない。そして多分、そうやって妻のほうも、夫を「夫と父親」としか見ないようになっていったのだと思う。

時は流れ(といっても2年弱)、家計が破綻寸前を迎えた。もちろんいくらかの借金もある。話し合いの結果、断乳を機に妻も働きに出ることとなった。夫はちと低めの賃金ではあるが、定時で上がれるところに転職。息子は無認可の保育園に預けることになった。またもや苦し紛れのその場しのぎさ。

様々な不安を抱えながらも走り始めた一家。

「もっとあれもしたかったし、これもしたかった。」

夫は家事等、できることは何でもやった。これからもっとよくなるから、と。
ずっと家庭に閉じこもっていた妻にとって、久々の社会。広がる開放感。夫への感情そのままに、また意識する女としての自分。そして芽生える恋愛感情。

もともと一途な夫と、自由奔放な妻。子どもがいなかったら別れていたかもしれない。

そんな妻も結婚して変わった。大切なものを初めて持ったからだろう。

きっかけは夫の問い詰めだが、妻は白状した。
「好きな人がいる。」
「あなたはすばらしい夫であり、父親。」
「でも今のところあなた(夫)を男として見れない。」
「離婚する気はないし、その男のところに走るつもりもない。」
「あなた(夫)にはどうにもできないと思うから、どうか見守っていて。私で解決するから。」

夫は初めて、自分が為合せのための努力を、またしても忘れていたことを思い知らされる。
それから夫は妻に改めて恋をした。失いたくないと。
しかし、例に漏れず、気づかされた時には遅いわけで・・・・

「やっぱり忘れられない」、と妻。

あるときには酔っ払った妻が、怒鳴る。
「結婚してさえいなければ!!」

夫は何もできないでいた。妻を愛していることを伝え、家事をした。
妻の恋の相談を聞いた。

そしてある日のこと。泥酔した妻が言った。
「離婚して。」
「子どもも犬も慰謝料でも何でもあげるから。」

私は人生で2回目の、絶望を味わった。

***すいません今から夜勤に行って来ます。明けで嫁さん実家に行くので、続きは今度***








恥ずかしながら、 [婚姻中]

 ブログというものを始めてしまいました。とある方のブログを拝見し、心に沁みて、思い立って始めることにしました。とあるかた感謝します。私のことをブログに書くことで私を眺めたい。数多あるブログの中、私のぐだぐだブログが誰かに読んでもらえること、ひょっとして誰かの役に立ってしまったら・・・こりゃたいへんだぁ、とついつい思った次第なのです。ボチボチやります。どうかよろしくお願いします。
 それでは、この辺で失礼します。

 ≪次回予告≫・・・「離婚で父子家庭か?」


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